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  • 闘うトップ2014年4月号

    ブランディングの重要性に着目 ハンコの素人がナンバーワンに(株式会社ハンコヤドットコム・社長 藤田優氏)

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日本人の文化にいまもしっかりと根付いている印鑑。
ハンコヤドットコムはネット専業ナンバーワンのハンコ屋として、年間21万件の出荷実績を誇る。
だが、その創業者・藤田優社長は、創業まで印鑑とはまったく縁のない世界にいた。

パソコンOSの歴史を変えたと語り継がれるウインドウズ95。
その機能と操作性でまたたく間に世の中を席巻し、マニアのみならず多くの新しいモノ好きの若者をパソコンの世界に誘いざなった。
ハンコヤドットコムの藤田優社長もその一人である。

          ◇ ◇ ◇

父が大阪市内で喫茶店やバーなど飲食店を4店舗経営しており、高校時代から勉強はそこそこに、店の手伝いをさせられていました。大学でも就活はせず、そのまま店に入った。父は跡を継がせようと思っていたでしょうし、私もそのつもりだったんですが、決められたコースに乗せられているようで、どこか飽き足らない思いはありましたね。

パソコンに最初に触れたのは、それまでメニューの作成とかで使っていたワープロの代わりとしてでした。それがウィンドウズ95に見事にはまってしまった。あんなこともできる、こんなこともできると、起きている時間の半分はパソコンに向かっていたでしょうか。

そのうち、友人から頼まれて結婚サービスやいくつかの商品のインターネット通販をやるようになりました。その1つがハンコだったのです。たまたま友人の実家が印鑑問屋で、販路を広げたいからECサイトをもってくれと頼まれたのがきっかけでした。といっても、当時はまだ通信料金が従量課金制で検索エンジンもありませんでしたから、月に2本も売れれば御の字でしたね。ただ、扱っていた他の商材やサービスは反応が皆無でしたし、問屋とのルートがあるため商品の種類が豊富で利益率も高く、通信環境さえ整えば、ハンコは安定した副業にはなるなと感じてはいました。



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